うたたねの

育児と本と時々映画。

夜間断乳に再び挑戦しています。

一度断念した夜間断乳に再び挑んでいます。

と書くと何かとてつもなく大きなものへの挑戦のようですが、実際に夜間断乳ってものすごいエネルギーが必要です。

1歳半の息子、小さいけれどあなどるなかれ。

泣きわめく彼の表情、声量は猛獣そのもの。

そして夜間断乳の決行は親の心理も大きくかき乱します。

こんなにあられもない姿で泣き叫んでパイを求める息子の願いを無視するのは胸が痛い。

けれど、私の体力が限界に達しました。

ひどいときは1ー2時間おきの夜間授乳をしていたので極度の睡眠不足に。授乳後寝られなくなる睡眠障害、そして日中のイライラ。

こんな毎日は私自身にも家族みんなにとってもよくないということで、4日前から夜間断乳を始めました。

 

じつは息子が1歳の時にも夜間断乳をしたのです。1週間ほど経つと息子も夜ぐっすり寝てくれるようになりました。と、その頃ちょうど息子は病気になってしまい、パイをせがまれ夜間授乳が復活。病気だし、かわいそうだし、という情に流されてしまいました。一度復活した夜間授乳をやめるのは至難の技。こうして現在に至ってしまったのです。

 

さて、我が家の夜間断乳ですが夫に全面的に頼っています。やり方についてまとめてみます。

 

ルール1:最後の授乳は息子の寝室以外。

夕食後、もし息子にせがまれたら最後の授乳をします。これは必ず明るい部屋で息子の寝る部屋以外でします。たいていは夕食後の食卓です。寝かしつけの前に歯磨きをしますが、歯磨き後にパイを欲しがってもあげません。断り文句は「パイパイ、ねんね(と言いながらパイを手でおおうしぐさ(笑))」。パイパイもうねんねしたよー、ママパイパイないないしたよー。とか。パーカーを着ている時はあえてファスナーを閉めながらパイパイねんねー、と言う。すると息子は手を振りながらバイバイとかねんねとか言ってくれます。(笑)一応通じているようです。

 

ルール2:泣きながら寝かせない。

眠りにつくときは安らかな気持ちで入眠してほしい。これは夜間断乳成功とはあまり関係がないかもしれませんが、次もし起きるのが夜中だったら欲しいおっぱいはもらえないと思うと息子がかわいそう。せめて寝る瞬間までは寄り添って幸せな気持ちで寝入ってほしいなと思うのです。寝かしつけに最長4時間かかることもあり、そんな時はイライラしてしまうのですが、夜中面倒をみるのは夫だ!と自分に言い聞かせて息子が眠くなるのを待ちます。寝かしつけですが、まずは彼が好きな本を何回も読みます(しつこくもーいっかい、と言われるので)が、これだけでは寝ません。最終的には子守唄を歌いながらエルゴで抱っこしてゆらゆらすることが多いです。夜間断乳を始めてから、パイがもらえないなら抱っこでお願いします、という心境なのか、なかなか寝付けないときは息子の方から「だっこ、だっこ」とお願いしてくるようになりました。

 

ルール3:夜中泣いたら夫が面倒みる。

一度寝た後に起き出したら夫が面倒をみます。理由はパイがない人だから。笑。この3日間は夜中3時前後に一度起きるだけなので、朝が早い夫もなんとか対応できています。

 

 

徐々に泣きわめく時間が減り、再び寝落ちる時間が短くなっているのであと数日はこの体制のまま様子をみてみます。私は息子の泣き声で一度起きるものの寝たままでいるので朝もすっきり起きれて夜間断乳は完了していないけれどすでに嬉しいかぎりです。